日本旅行中に地震にあったら
- osakalabo
- 2019年5月24日
- 読了時間: 4分
更新日:2020年1月12日
일본여행중 지진이 일어난다면
日本でよく地震がおきます。多くの日本人にとっては地震になれていますが、なれない外国人にとって地震は特に怖いもの。そんな外国人のために、地震の際に注意することと対策をお知らせしましょう。

1.まずは地震の大きさを知る
日本で地震がおきると、地震速報でその地震の大きさが数字で発表されます。
単位は「震度」。
数字は0から7まで、全部で10段階あります。
大きな数字のほうが強いゆれになります。
0ー1ー2ー3ー4ー5弱ー5強ー6弱ー6強ー7
地震がおきたら、まずTVやスマホのニュースで震度を確認しましょう。
★震度の目安はだいたい以下の通り。ちなみに震度0は地震速報では発表されません。
0-1:大きな揺れはない。静かにしていない時や、車の中では気が付かない程度。大きな被害もない。
2-3:弱めの地震。家の中でにいると揺れに気が付く程度。物が落ちることはない。
4ー5弱:少し強めの地震。ものが落ちたり、固定していないものがずれたりたおれたりすることも。
5強ー6弱:強めの地震。立っていることができない。外では固定していないブロック塀がたおれたり、建物が傾いたり、倒れることも。
6強ー7:かなり強い地震。建物が倒れたり、土砂崩れが起きることも。
★注意!マグニチュードと震度は違う!
よく、外国人が勘違いするのが、マグニチュードと震度が同じと思っていること。マグニチュードは地震の規模をあらわす単位ですが、揺れの大きさをしめすものではありません。
またマグニチュードの大きさと震度の大きさは比例していません。ちなみにマグニチュードが1違うと規模が約31倍、2違うと1000倍違うそう。マグニチュードの大きさにも要注意。
★震源の場所と深さが重要!
マグニチュードと同じぐらい重要なのは、地震が起きた場所である震源の場所と深さ。一般的に震源から近いと揺れが大きくなり、震度から遠くと小さくなります、また震源が深いと揺れる範囲が広くなり、震源が浅いと揺れる範囲が狭くなります。Dさから震源から近くてもあまり揺れないこともあるし、遠くてもかなり揺れる場合も。
★地震は縦揺れと横揺れがある
地震は上下に揺れる縦方向の揺れと、左右に揺れる横方向の揺れがあります。揺れ方は震源との距離や深さ、地盤によっても変わってきます。また縦揺れだけのときや、横揺れのあとに縦揺れがくることも。また横揺れが長かったり、あるいは縦揺れが長いことも。
★地震は1度おきれば終わりではない
地震は1度だけでなく、同じ場所で2度、3度とおきることが通常。かなり大きな地震のあとにはほぼ同じ規模の余震があることもあり、地震が毎日続くことも。
★津波は地震のたびにおきない
地震によって起きる津波。この津波は地震のたびにおきるのではありません。震源が海でも、津波がおきないことがあります。ニュースの地震速報のあとに、津波予報についても表示されるので、確認しておきましょう。
<気象庁・地震情報(英語)>
<津波情報(英語)>
2.もし地震にあったら
<ホテルの中では>
・立っているのも大変なときは、机の下などに入る
・上から落ちてくるものに注意する
・固定されていない家具に注意する。
・ドアを開ける(ドアが歪んで開かないことになることを避ける)
・火が出るものを消す
★地震が起きてホテルの外に避難する方もいますが、地震によっては外のほうが危険な場合もあります。建物に被害がない場合は、すぐに外に出ず、ホテルスタッフの指示を待ちましょう。
<外では>
・(海沿いの場合は)できるだけ高い場所に逃げる
・ブロック塀など倒れそうな場所から離れる
<電車やバスの中、駅では>
・電車やバスは運行が止まってしまうことがあります。運転再開まで待つか、移動手段を変更しましょう。
・電車やバスの運行本数が減ることがあります。大変混雑するので、急な移動は控えましょう。
<ビルやデパートでは>
・指示を待ち、むやみに動かないこと。
★多くの施設では地震の際にどのような行動をとるか、職員の避難訓練が日頃から行われています。
3.日頃気をつけておくこと
・水や非常食を絶えず持ち歩くこと
・ホテルでは事前に避難経路を確認しておくこと
・携帯がつながらなくなることがあるので、つながらない場合の対応を家族と決めておく
こと
・パスポートと帰国便のチケットを持ち歩くこと
地震はいつ起きるか誰にもわかりません。もしものときをかんがえて、みなさんも備えておきましょう。
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